済州フォーラム 2024に参加いたしました
5月29日から3日間、韓国済州島において、済州平和フォーラムに参加いたしました。
一日目
「平和と繁栄のための日中韓地方外交リーダーシップ」
済州特別自治道主管 オ・ヨンフン済州特別自治道知事、リュー・シャオミン中国海南省長、池田竹州沖縄県副知事によるセッションに参加しました。
2日目
世界リーダーセッションを参観
「より良い世の中のための協力」というタイトルのもと、ユ・ミョンファン元韓国外務大臣、パンギムン前国連事務局長、福田康夫元総理、カウ・クム・フウンASEAN事務総長、レベッカ・スタ・マリアAPEC事務総長が登壇されました。
最先端のAIの専門家の講演
また、多摩大学主管、リ・サンヒョンGoogle社専務、マイク・オギールUBER ASIA代表、能作千春(株)代表の講演と韓国と米国AI分野の専門家の発表も拝聴しました。
最終日
日韓CEOの特別対談として、元KDDI創業者千本倖生氏、元サムスン電子会長クォン・オヒョン氏、を始めとする経済界をリードする10兆円企業を作った方々のセッションを拝聴しました。
3日間を通しての所感
3日間のフォーラムで地域のリーダーの講演では、日中韓の平和的な連携を訴えていましたが、現実的に近隣諸国とはいろいろな摩擦が起こっています。現実にある課題を乗り越えた地域の平和の実現への想いがますます高まりました。
また、世界的企業の創業者やAIの専門家の講演では、AIをいかに制御するかの課題とアジア地域における環境問題への関心度を高めることの重要性を感じました。
急速に発展するAIは便利で豊かな生活をもたらす一方で、付き合い方を間違えると人類、地球へのリスクになります。急速に成長するAIを人間が制御できる仕組みづくりが急務になっています。
そして、欧州諸国に比べて、アジア地域ではまだまだ環境への配慮が遅れているということでした。これからアジア地域でもグリーンへの取り組みの推進が必要です。
今回のフォーラムでは、学生の参加も多く、彼らがこのような場で積極的に質問をする姿もありました。学生のうちからこのように世界を見て視野を広げていることは素晴らしいと感じました。