カンヌ国際映画祭に参加いたしました

カンヌ国際映画祭に参加しました

5月13日から19日の一週間、世界的な映画の祭典である カンヌ国際映画祭 に参加してまいりました。

今年の映画祭はコロナ禍から2年目を迎え、参加者も増え、以前の盛り上がりが8割がた戻りつつある印象を受けました。オープニングイベントやヴィラでのパーティー、日本の文化庁の協力を得た日本パビリオンでの交流会、そして映画上映やレッドカーペットなど、非常に充実した時間を過ごすことができました。

また、MEGUMIさん主催の1000人規模の「ジャパンナイト」や、タイの王女も参加された「タイナイト」など、国際色豊かなイベントにも参加し、映画界の多国籍な仲間たちとの関係性をさらに深める機会となりました。

カンヌでは、日本からも多くの映画関係者が参加しており、是枝裕和監督や斎藤工さんなど著名な方々とも直接お話しすることができました。日本映画界の勢いを肌で感じるとともに、自身が関わる映画チームもさらにグローバルな展開を目指し、意欲を新たにした次第です。

特に印象に残ったのは、ジャパンナイトで出会った「シンデレラ」というワンちゃんです。このワンちゃんは、かつて中国で野良犬としてボロボロの状態で見つかり、今の飼い主に救われました。そして現在では、レッドカーペットを堂々と歩く姿にまで成長したそうです。このストーリーには、困難を乗り越えた先にある希望と可能性を感じずにはいられませんでした。

飼い主とお話しし、動画を撮影して見せた際、とても喜んでいただけたのも忘れられないエピソードです。

コロナ禍を経て復活しつつある映画界のエネルギーを肌で感じながら、多くの方々と交流を深めることができたこの経験を糧に、今後も映画を通じた活動をよりグローバルに広げていきたいと思います。