ご挨拶

 

岡田真一 ご挨拶

富士山の麓の河口湖の研修場で研修を受けた私は新宿に向かう特急列車の中にいました。
気づいた時 私はその疲れで眠っており ふと目が覚めて外を見るとまだ 山道で窓の外は山々が流れていました。

眠りから覚めると、特急列車の窓から田園や山々が見えていました。私は富士山の麓にある合宿施設で研修を受けた帰りに、いつの間にか眠り落ちていたことに気づきました。

窓が夕焼けで赤く染まり、美しい良い田舎の風景を眺めているとき、おさな馴染みだった「あっちゃん」の事を思い出したのです。

 

幼かった頃は、身体が細く貧弱で、控えめで病弱でした。力では同級生に勝つことができず、いじめられることが茶飯事でした。
そんな私よりも一回り小柄で優しかったあっちゃんは、私にとって心の拠り所のような存在でした。

あっちゃんと同じクラブに入り、同じ趣味を持ち、常にあっちゃんをフォローしている私がいました。

私が大学生のとき、掛け替えのない大切な存在だったあっちゃんは、原因不明の鬱病になっていました。

 

ある日、突然昔の同級生から電話がかかってきました。

電話の向こうで焦るように緊迫した様子で、
同級生「あっちゃんがいなくなった。家族も含めてみんなで探している」
私「え!? どういうこと? どうして居なくなったの? なにがあったの?」
同級生「電話で喧嘩しちゃって、そのあとショートメッセージで、お前なんか消えちゃえっておくっちゃったんだ」

私は言葉にならない寒気と恐怖を背中で感じ、本当にヤバい、と思いました。
家族や友人、みんなの協力を得て夜通しで探し回りました。

3日後、海の漁港で車が見つかり、その近くであっちゃんが浮いていたのです。
私は「言葉というのは、たった一言で命をも奪ってしまう力がある」という事を実感しました。

 

私は高速列車の窓を眺めながら、あっちゃんの出来事を通じて、なにかできる事はないか考えました。

言葉が人に与える影響を伝えよう、と。

言葉を変えれば世界が変わる。
言葉を変えれば人生が変わる。

 

私たちが発する言葉は、それぞれの在り方(あなた)そのものを表しています。
言葉をどのように偽わろうとも言霊を偽わることはできないのです。

 

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