Oceanic abundance

天才レオナルドダヴィンチの再来と言われたバックミンスター・フラー博士が提唱された「OCEAN ABUNDANCE」

この考え方は世界平和に繋がる考え方で、その真意は「豊かさを感じる心を持ち続ける」ということです。

 

2017年、私は生きる伝説と呼ばれる教育者マーシャル・サーバー博士からSuper Learning Technologyによる研修を受けました。

その時に、世界平和に繋がる組織(人と人との繋がりの輪)の作り方について質問をおこないました。その時に教えていただいた答えがその「OCEAN ABUNDANCE」という考え方でした。

フラー博士の話の中には「宇宙船地球号」という話が出てきます。

物理学に質量保存の法則というのがあります。それは閉鎖された環境において時間が経過しても物質の総質量が保たれるというものです。

つまり宇宙を漂う地球号という閉鎖された宇宙船内では総質量が保たれているということです。

これは地球の中にある資源の形はわかったとしても、その総質量は変わらないということを表しています。

フラー博士は、石油や水などの資源の奪い合いで人が争うことほど愚かなことはないと言っています。この考え方こそが海のように充分にある水のように表現して「OCEAN ABUNDANCE」と言われるのです。

ペンシルベニア大学ウォートンスクールの組織心理学のアダム・グラント教授が定義した人間の行動様式によると、与える人(ギバー)と奪う人(テイカー)のタイプがあります。

この世界が平和になる為には、与える人(ギバ―)で構成された世界が必要であり、その考え方の根源に海のような豊かさ「OCEAN ABUNDANCE」があるのです。

宇宙船地球号には資源が充分にあります。奪い合う必要は本来ないのです。他の人に分け、与え合うという想いを持ちましょう。

 

※写真はマーシャル・サーバー博士と

 

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