ディリ国際映画祭に参加しました
東ティモールの首都ディリに行ってきました。
今回の訪問は、「KISS OF THE CON QUEEN~詐欺女のキス」に関わらせていただいたき、ディリ国際映画祭に参加するためです。
映画に関わったことでイベントにご招待いただき、大統領をはじめとして、さまざまな方々と懇談いたしました。
ノーベル平和賞受賞の東ティモール大統領ラモスホセ大統領(左)、国連開発計画UNDPの女性(右から2番目)、ディリ国際映画祭オーガナイザー(右から3番目)と。
YAMAN FILMS株式会社代表の山下貴弘氏と。
東ティモールで感じたこと
今回初めて東ティモールという国に来ましたが、自然の力に芯からリラックスしました。
この国は、ティモール島の東半分、収入の80%を占める石油・天然ガスの収入の他は農業という、南国の小国です。豊かな自然と人々の笑顔が印象的で、ずっとここにいたくなってしまいます。
自然の中で育った野菜や肉、トロピカルフルーツは素晴らしいものでした。
お昼にビーチを散策していたら、ウイークデーにもかかわらず小学生から高校生くらいの子供たちがのんびりとおしゃべりしたり、遊んだり、思い思いにすごしていました。皆、芯からリラックスして、人生今この瞬間を楽しんでいました。
日本では、こんなにリラックスしている顔にはなかなかお目にかかれません。南国の頑張らなくても生きていける自然の中でストレスがない生活は人々をのびのびさせます。
一見、ノンストレスな生活は、理想的に見えます。が、何もしなくても暮らしていける環境だと、発展性や勤労意欲が出ないものです。
もちろん、ストレスのある社会の方が発展性があってよいのだ、とも言い切れません。
映画祭に出品されたフランス映画「パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ」は、パティシエの話でした。厳しい環境でも夢を叶えるサクセスストーリー。
このような映画を通していろいろな人生ストーリーに若者が触れることで、彼らの世界観が広がり、人生の幅が広がることに少しでも貢献したいと思いました。
そんなことを考えさせられた東ティモール滞在でした。